アカントアメーバ角膜炎

アカントアメーバは日本の水道水や土壌などあらゆる環境に生息しています。一つのコンタクトレンズを長期間使用したり、不衛生な扱いをしたりすることで増殖し、角膜炎の原因となります。特効薬はなく、最悪の場合は失明する危険性もあります。感染する人の多くは、2週間以上使用可能なソフトコンタクトと中和剤を入れないMPS洗浄液の使用者と言われています。 予防するためには、MPS洗浄液やレンズケースの取り扱いが重要です。多くのMPS洗浄液は基本的に消毒効果が弱く、カビやアカントアメーバに対しては消毒効果がありません。ですから、MPS洗浄液で管理する場合は、しっかりとよく洗った手で最低20回以上はレンズをこすり洗いして、微生物を含む付着物を「洗い流す」ということが重要なのです。レンズを扱う前の手洗いもせっけんでしっかりやらないと微生物をこすりつける行為となってしまいます。また、時間のたったMPS洗浄液の中ではすでに微生物が増殖を始めています。レンズケースも毎回よく洗って、乾かすことが重要です。同じレンズケースを数カ月以上使用すると、内側に目に見えないぬめりが残ってしまい、そこで微生物が増殖しやすくなりますので、数カ月に1回は新しいものに交換しましょう。

コンタクトレンズを使用している方で治りが悪い人は必ず眼科に行きましょう。

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